なぜ日本ではesportsはなじみにくいのか そしてなぜesportsはsportsと呼ばれるのか
esportsって言葉違和感ありませんか?
体を動かさないゲームがスポーツだって?
スポーツとゲームはとても遠い存在に感じてる人がとても多いと思います
スポーツといったら体を動かしてみんなと競争しながら自分を高めるものだという考えの人は結構いると思います
一方でゲームは一人で黙々とやったり外に出ないでやる 外と関わりを断つものという印象を持ってる人が少なからずいると思います
なぜesportsはなじみにくいのか それは日本が持つゲームへのイメージのがsportsとかけ離れてるからなんですね
じゃあどうしてそのようになるのか 僕の推察ですが原因は大きく2つあると思います
時間を積むことで誰でも強くなれるRPGの存在とお金を積むことで強くなれるソシャゲの存在です
esportsという単語が出てくる前の時代 ゲームといえばドラクエやFFシリーズといったRPGのイメージと携帯の普及によるソーシャルゲームのイメージというのが普通の人たちでも入りやすいゲームとして根付いて来たと僕は考えます
ゲームは対戦でも遊べるけどやはり同じゲームをやっている同志を集めるより一人で気軽に始められるRPGやソシャゲのほうがやっぱり敷居は低いと僕は感じます
そしてこの二つはesportsとはとても遠い存在だと思っています
何故ならこの2つのゲームは競技性というものがほぼ皆無に近いんですね
それはどちらも本人の技術とはほぼ関係ないところでキャラクターやアカウントが強くなるので誰でも一定の水準まで強くなれるからです
多分世の中の人たちはゲームと言われればなんですかと聞かれたらドラクエやFFそしてマリオやポケモン スマホで遊んでる人はパズドラやモンストのイメージが強いのではないかと思います
確かにモンストやシャドバなどesportsに力を入れてるゲームも存在しますがモンストはそもそも本編のゲームとは関係のない形で普通の人たちは遊ばないものだと思いますしシャドバもイメージはカードゲームに近いので遊戯王やヂュエルマスターズといったものと感覚が近いと思います(それでも立派なesportsだと僕は思いますけど)
一方海外で流行っているesports的なゲームは日本人にはあまりなじみがありません
それはなぜか
それはesportsとして行われているゲームはほとんどPCで遊ばれているゲームなんです
PCのゲームの特徴は何か それはオンラインで人を自分で集めなくても勝手に対戦相手をマッチングしてくれて簡単に試合ができるところです
なので気軽に始められさらにゲームに人がいる限り何度でも対戦できます
じゃあなぜ日本では流行ってなくて海外では流行るのかそれは 日本は先進国では珍しいほどPCが普及してないのです
こちらの記事を引用させてもらうと2015年のデータになりますが日本の子供はほかの国の子供たちに比べてPCを家で触る文化がないといえます
こんな環境でPCで遊ぶゲームがはやることはまずありません
ただしスマホや家庭用ゲーム機はほかの国より普及しているのでPCゲームよりRPGやソシャゲに人が流れるのです
これが日本人がesports要素を持つゲームに触れてこない理由なのです
ここからは少し話が逸れますが一つだけ例外で世界で活躍する日本人プロゲーマーがたくさん出ているゲームがあるります
それはストリートファイターシリーズです
それは何故か それは日本産ののゲームであり日本人が沢山やっているからというのに確かに集約しますがではなぜたくさんの人がやるゲームになったのでしょう
それは先ほど流行る対戦ゲームの条件に
・気軽にできること
・自分から探さなくても対戦相手がいること
を挙げました
そしてストリートファイターシリーズもこの条件にもれなく当てはまります
それは何故か そう
ゲームセンターの存在です
ゲームセンターに行けば対戦相手は簡単に見つかります
だってそのゲームをやりたい人たちはそこに集まるんですもの
そして50円という安さで気軽に対戦ができます
なのでストリートファイターシリーズは例外的に日本でも流行りプロゲーマーが沢山生まれたタイトルになったのです
なので日本でも条件さえそろえばこうやってesports的なゲームは流行るのです
さてここまで長々と書いてきましたがこれがタイトルに書いた一つ目の議題
日本ではesportsがなじみにくい原因でした
では二つ目の議題 なぜesportsはsportsと呼ばれるのか
についてです
先ほども挙げた通り日本ではesportsの種目となりえるゲームは流行っていないためsportsという感覚に違和感があると思います
ではそもそもsportsの定義って何なのって話をしたいと思います
ではWikipediaでスポーツの意味を調べてみましょう
スポーツとは一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりする身体運動のことである。ただし競技性のある活動のことを身体運動が伴わない場合でも、マインドスポーツやモータースポーツなどのように、ある種の"スポーツ"として認めるように主張されることもある。
結構あいまいですよね (ちなみにこの後にesportsのことに言及していますがあまり重要ではないので切らせていただきました)
ですがここの部分だけ抜き取ってみましょう 勝敗を競う と 楽しみを求めたりする
の2点です
マインドスポーツもモータースポーツもこの点において一致してると考えられないでしょうか?
ではesportsはどうでしょう
確かに皆さんが思っているゲームではピンときませんが先ほど挙げたストリートファイターを例に考えてみましょう
ここではストリートファイターをわかりやすく卓球に例えてみたいと思います
卓球のプレイススタイルって知っていますか?
日本の選手で有名な福原愛選手はとても攻撃的なスタイルなプレイヤーです(昔番組で自分はあまり後ろに下がらないで速攻で決めるといっていた記憶だけで話しているので間違いかもしれません 間違えてたら訂正をください)
そして他の選手を見てみるとカットマンと呼ばれる選手がいますよね?
その人達は守備的に相手のミスを誘ったり相手の不意を突いて決めたりする選手のことを指します
ではストリートファイターシリーズはどうでしょう
ストリートファイターシリーズではプレイヤーが操作するキャラクターが沢山用意されています
やはりそのキャラにも特性はあり スマッシュみたいな強烈な技をたくさん通して勝つキャラやディフェンシブに行って最後に逆転を狙うキャラなどスタイルが分かれています
そしてそれを使うプレイヤー自身もプレイスタイルを持っていて同じキャラを使っていても全く違う展開を見せるプレイヤーたちもいます
では卓球に話を戻します
卓球のスマッシュって実は球を見て反応して返しているわけではないのはご存知ですか?
実はそれでは間に合わないのです
相手の動きをみてラケットの角度なども考慮してある程度予測して返しているのです
では同じくストリートファイターシリーズはどうでしょう
このゲームのプロたちは大体のキャラの動きは把握してそのキャラに対する対策を考えてきます そして技の当てあいの時点で駆け引きというものが始まっているのです
そしてもちろん卓球もストリートファイターシリーズの選手たちはこの駆け引きに制すための経験を積むために
そして勝利のためにほぼ毎日練習しているのです
ではここで先ほど挙げたいろいろなスポーツに一致している
・勝敗を競う
・楽しみを求めるため
という点を注目してみましょう
もちろん卓球もストリートファイターシリーズも対戦するわけですから勝敗を競います
そしてゲームも卓球も楽しいからみんなに遊ばれています
このようにスポーツとゲームは一致するところ沢山あると思いませんか?
ですが日本におけるスポーツを定める一種の基準となりえる
日本オリンピック理事の人たちはこんな発言をしています
このように否定的なことを述べています
その理由について記事からの引用でこのようなことが書いてあります
確かにそういえとも言えます
確かにゲーム依存者は多いですしスポーツ依存は聞いたことありません
ですがこの記事にもあるとりアメリカでは高校スポーツに指定されています
ここからは僕の持論になりますが
ゲームとスポーツってどっちがよりやり続けられますか?
そもそもどっちが敷居が低いですか?
スポーツって体を動かすものが大半なのでやってるとどうしても疲れます
ゲームも確かに疲れますが3時間走り続けるのと3時間ゲームしてるのだと圧倒的にゲームをしているほうが楽です
そして対戦型スポーツは対戦相手が必要ですがいなくなったら続けることはできません
一人で練習ができるじゃないかとも言えますがゲームはほぼ24時間マッチングできるゲームが大半なので対戦相手に困ることもなく自分で練習するか対戦するか選べます
なのでスポーツに依存するよりゲームに依存するほうがよっぽど簡単だと筆者は考えます
そしてゲームは健康を害するといいますがスポーツも同じだといえませんか?
スポーツだって休まないでやり続ければいつか倒れますしスポーツによっては一度のミスが命に係わるものもあります
そこまでいかないにしてもやっぱりケガだったりで体の健康を害しているといえる部分があると思います
そこまでは大げさかもしれませんがどちらにも言えることは
やりすぎたら体に悪い
ということです
結局節度を持ってやれば依存はおこりません
そして節度を持たせるために時間を決めたり休んだりが必要なのです
そして休まないでもやり続けられるか続けられないかの違いで依存者が出るかでないかの差が生まれると私は考えています
最後に
私はゲームもスポーツと呼んでいいほどとても似ている部分が沢山あると思います
日本はesports後進国でまだまだ認知度が低いと思っています
さらにesportsを運営しているチームや団体が相次いでいてさらに負の印象があるコンテンツになってしまっています
ですが私はesportsがとても大好きなので少しでも皆さんesportsってそもそもなに?という素直な疑問が伝わるように今回ブログを書かせていただきました
今回初めてで文がおかしかったり誤字脱字があったり内容が分かりにくかったりするかもしれません
ですがこれからも頑張って書き続けたいと思うのでよろしくお願いいたします